日本国内では、前々から言われ続けてきた、年金に頼りきった老後生活が難しくなっています。少子高齢化は歯止めが利かず、生活保護受給者の人数は過去最高になってしまっているような状況下において、私たちが、苦労の少ない老後生活を確保するためには、自分自身で資産形成を行っていかなければならないということです。様々な資産運用方法がある中で、最も知名度が高く、基本となる株式投資についてご紹介していきます。
■株式投資の魅力とは
様々な投資スタイルがありますが、特に株式投資は、値上がり益が多く期待できるといったメリットがあります。それこそ一攫千金という言葉に相応しい資産運用スタイルではないでしょうか。資産運用の中でも、ハイリスクハイリターンという言葉がぴったりのスタイルになります。そのため、今回の新型コロナウイルスの影響によって、大きく利益を出した人が続出しました。こういった短期間で大きく利益を出すことができるような、ギャンブル性の高さに魅力を感じる方が多いようです。
また、スマートフォンひとつではじめることができる手軽さも魅力のひとつです。株は1秒ごとに値が動きますので、レスポンスの早さがとても重要になります。その点からしてみると、スマートフォンは、最も便利なツールだと言えます。場所、時間を選ばずにチャレンジすることができますので、電車に乗車している時間やトイレタイム、レジに並んでいる時間などのスキマ時間に資産運用をすることができてしまいます。
■怖さを理解してからチャレンジしよう
株は、億万長者になりうる資産運用ですが、その反面、リスクもある資産運用スタイルであることは間違いありません。また、日本ではバブルの崩壊で、株に嫌悪感や恐怖というネガティブな印象を持っている方が多い傾向があります。
しかし、しっかりと理解し、コントロールできる範囲内であれば、利益をあげることはそれほど難しくありません。特にデイトレードではなく、長期的なアプローチであれば、今回の新型コロナウイルスのような騒動があったとしても、長期的な運用であれば、大きな損をする方は少ないと言えます。しっかりと知識を蓄え、少ない金額で実績を積むなど、事前準備は必要ですが、必要以上に怖がるのはナンセンスであるということなのです。
■株式投資の勉強方法
SMBC日興証券の公式ホームページにある「株式投資とは~株式のイロハ~」というページは、株の事を全く知らない方に向けて作られているページです。難しくなりがちな、株について、非常に分かりやすくまとめられていますので、絶対にチェックしておくようにしましょう。
ここで基本的な知識や情報を蓄えたら、専門書籍などで知識を深くすることをおすすめします。専門書籍を選ぶ時には、掲載されている内容はもちろんのこと、ネットなどに掲載されているレビューなどを参考にするのがおすすめです。レビューの点数や星の数だけでなく、内容をしっかりと確認し、自分の知識量に適したものを選ぶことが重要になります。初めて専門書籍を購入するときには、インターネットを介して購入するのではなく、実際に書店で手に取り、中身をチェックしてから購入すると、購入してから後悔することがありませんのでおすすめです。